KiCadで設計した基板を発注するためには、基板の製造ファイルを用意する必要があります。ですので、まずは基板の製造ファイルを作成しましょう。
メニューバーから「ファイル(F)」を選択し、更に「プロット(I)」を選択します。
レイヤの中から、2層基板の場合は画像のように
を選択します。分からないオプションも画像のようにしておけば、たいていは大丈夫です。出力ディレクトリを設定しておくと、他のファイルと混ざらないのでおすすめです。
※ 下のリネームしてくれるスクリプトを使用する場合、「ガーバーオプション」内の「Protelの拡張子を使用」にチェックを入れて下さい。
「製造ファイル出力」ボタンを押して、製造ファイルを出力します。出力したら、「閉じる」ボタンを押さず、「ドリル ファイルの生成」ボタンを押して、ドリルファイルの生成に進みます。
ここでも、わからないところは画像のように設定しておけば、たいていは大丈夫です。
「ドリル ファイル」ボタンを押して、ドリルファイルを出力します。これで、基板を発注するのに必要なファイルの生成が終わったので、「ドリル ファイルの生成」ウィンドウと、「製造ファイル出力」ウィンドウは閉じてしまいましょう。
ELECROWに発注する場合、Descriptionに従って出力されたファイルをリネームしてZIPかRAR書庫にまとめる必要があります。 10pcs- 2 layer PCB向けにリネームするスクリプトがあるといいですね。いまは疲れたので書きませんが。
書きました。ここに出力されたファイルをまとめてアップロードして下さい。Zipファイルがダウンロードできるはずです。